ソフトバンクと製造業大手が進める国産AI(人工知能)開発の全容がわかった。主体となる新会社に三菱電機大和ハウス工業なども出資し最大40社超の体制となる。製造業を軸に運輸や建設など幅広い現場に使えるAI基盤を構築する。

国産AIの開発は1月にソフトバンクが設けた新会社が進める。すでにNECホンダなど9社が出資している。7月中旬以降に新規の30社超から1社あたり1000万円程度の出資を受ける見通しだ。

製造業ではこれまでに新規出資の意向が明らかになっている旭化成安川電機に加え、シャープ川崎重工業東京エレクトロンなどが候補となる。

非製造業では大和ハウスのほか、物流大手のSGホールディングスなど10社前後が加わりそうだ。幅広い業種の現場に蓄積されたデータや知見を開発に生かせるようにする。

新会社は2027年をめどに日本で最大級の大規模モデルを開発する。AIで機械やロボットを動かす「フィジカルAI」の普及に備える。40社超の体制になってもソフトバンクとNEC、ホンダ、ソニーグループの中核4社で過半を出資する構造は維持していく。

春秋

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